2022/10/16
なぜ雨の日はヘアスタイルがうまくいかないのか
梅雨の季節は毎日雨が降って湿度も高いため、朝のヘアセットがうまく決まらないと悩んでいる方は非常に多いです。雨が降ると髪が広がったりうねりが出てしまう原因は、髪の水分バランスが影響しています。通常髪に含まれている水分量は約10%前後といわれていますが、雨の日は湿度が高くなるため髪がいつも以上に水分を吸収しバランスが崩れてしまうため、クセやボリュームが出る原因となります。
日本人の約70%がクセ毛であり、カラーやパーマを行っていないダメージのない髪質でも、湿度が高くなることで広がりやうねりが自然と出てしまいます。更にダメージを受けている髪は外部からの刺激が髪の中心に影響を与えるので、より強いクセが出てしまう傾向にあります。うねりが強くなるほどウェーブに対し光が乱反射するので、ツヤのないゴワゴワなヘアスタイルに見えてしまいます。
雨の日でもヘアスタイルを崩さない方法
雨の日の日でもヘアスタイルを崩さない対策としては、クセを抑えるためにもヘアセットの際にドライヤーを使用し髪を乾かすことがポイントです。特に朝シャワーを浴びる習慣がある方や、寝癖直しなどをしている人は根本に水分が残りやすくうねりや広がりの原因に繋がります。そのため雨の日は特に根本の乾燥を意識して、ドライヤーでしっかり乾かす対策をとりましょう。
またヘアセットをする際に欠かせないスタイリング剤ですが、潤いを与えるモイスト系よりもサラッとした使用感のオイルまたは、粒子が細かいスプレータイプのものを選ぶことをおすすめします。パサつきを防ぐ洗い流さないトリートメントなどは、水分補給を目的としている物が多いので、かえって髪がうねる原因に繋がるため注意しましょう。
どうしてもクセが気になる時は、ヘアアレンジなどうまく活用するとクセをうまく活かした仕上がりにしたり、すっきりまとめてストレスがなくなります。